コンペ・プロポーザルの支援を続ける中で、すべての案件に注力させていただいているが、やはり、設計事務所の経営においては、絶対に勝ちたい!勝たなければならない!案件というのが必ずある。

その代表的なものが、故郷に錦を飾る案件だ。

社長や所長の生まれ育った市町村には、それぞれ特別な想いをお持ちである。

本年は、1月、2月に1件ずつ、こうした状況からのご依頼をいただいた。1社は、既にサポートの経験があり、5年前にも大型の案件で受注できている。もう1件は、10年前に別の社長の時代にお声がけをいただいたがお手伝いを見送られた事務所であったが、なんと、そのことをご存知無い状態で、現社長になられてからお声がけいただいた案件だった。

もちろん両方の案件で、無地に当選を勝ち取っていただいた。これからさらに提案を昇華させ、最良の建築を故郷に提供して欲しいと思う。

毎回、コンペ・プロポーザル支援の際に、現地視察やプレゼンの日などで、虹を見た場合、当選いただいている。今回は、現地視察に向かう新幹線の中から虹を見ることができた。よって、打合せの初日に、予告させていただき、見事にホームランを打っていただいた。この記録は伸ばし続けたいと思う。