都市には住宅、店舗、オフィス、文化施設、工場など、様々な空間用途があり、それを1つの建物や街区、地区の中に混在させることを「ミクスドユース=複合利用」と言います。
近年の都市開発やまちづくりにおいては、この「ミクスドユース」という考え方が一般化しています。

単に、このいくつかの機能を捉えて、5.0の施設と考えるのでなく、
5.0の施設づくりとは、
1.0は、単一用途の公共施設の新築
2.0は、複合用途の公共施設の新築
3.0は、複合用途に加えて、共用空間を中心に、用途区分を超えた多様な利活用ができる公共施設の新築
さらに、4.0は、老朽化した既存建物を3.0の用途へと再生した建築

そして、5.0は、4.0の再生がきっかけとなり、近隣の建物再生の機運を高め、次の建物再生を生み出す、起爆剤となる施設づくりです。
これが今回の「ミクストユースする新しい賑わいの5.0交流施設づくり」です。

そんなことを広尾のカフェでリファイニング建築の青木茂先生とお話した午後でした。