少し前のお話しですが、設計プロポーザルにおける支援コンサルティングで新記録が出ていました。

その案件は、福祉系の複合施設の基本・実施設計の案件でした。

4月21日:メールにてM所長より弊社にお問合せ
4月25日:事務所へのご訪問・過去同事務所作品の見学・現地視察・打合せ
メール・電話でのやり取り
5月21日:提案書提出
5月21日:同日、1次選定結果通知
ヒアリングに向けて発表原稿のやり取り、想定質疑への準備
5月28日:ヒアリング
5月28日:同日夕、当選通知

ご連絡いただいた日から38日目での当選でした。

同社の場合は、6年前に大手設計事務所とJVで当選した後、全く勝てていませんでした。
そして、今回は、地元中心の指名型プロポーザルであり、どうしても負けられない状況でした。
ヒアリング当日、結果はどうあれ、満足できたと所長と食事に行って、結果を待っていました。
もちろん支援内容にも提案内容にも満足していたので、これで落ちる訳ないという気持ちでしたが、実際に結果がわかるまで食べた気がしませんでした。
FAXで送られてきた合格通知を所員の方は、「特定しました」の意味を当選だと分からず、所長の携帯での漏れ聞こえてくる通話内容に一瞬、まさかと思いました。
しかし、所長のスマホに転送された画像を見て、ホッとしました。
終電までご一緒させていただき、気持ち良く酔うことができました。

コンペでの当選は、スタート位置に立てただけ。
これからが本番です。