これまでのコンサルティング経験の中で、ISO9001・14001の認証取得のサポートの実績が50社以上あります。

明後日の勉強会の情報交換シートを見ると、このISOの定期監査や更新などへの対応もあります。

ただこのISOですが、多くの設計事務所の場合、その取得理由が何と「他の設計事務所や同業の建設会社が取っていたから」という何とも受動的な理由でのものが多かったようです。

よって、現状の継続理由も他社がまだ取得を維持しているからという受け身の経営姿勢なのです。

自身が取得を応援させていただいた理由は、ズバリ、業績向上のためです。

そこで、「設計事務所にこのISO認証取得およびその継続は必要か?」という質問を受ければ、

「業績が向上する、つまりより良い建築に繋がる、所員の待遇を向上することができると考えられる、または、結果としてそうなると言えるのであれば、必要だと思います。」と答えます。当然、お手伝いも可能です。

さて、取得の目的は、官庁案件の獲得のために多くの事務所が取得されています。大きなメーカーなどの企業との取引の上で、その購買要件にISO取得の有無が評価されていました。

しかし、これらの入札制度や総合評価型のプロポーザルなど、その評価制度の中身が変わって来ています。何より官庁自体、企業自体がISOの認証維持を取りやめていたりします。

そんなことを気づいていながら、優先順位の間違った経営をしている事務所が多くあります。

例えば、ISOの認証取得は、9001であれ、14001であれ、評価基準に入っている自治体でも1点加算です。環境配慮型のプロポーザルだからと言って、環境ISO14001を取得をしていれば、ボーナスポイント5点とかは無いのです。その一方で、CPDの受講は、年間の推奨単位である12単位の取得で2点(半数の取得でも1点)です。

応急危険度判定士の雇用も0.5点×人数がある場合があります。

いずれもISOの取得や維持に対しての時間と工数を考えても負担は小さいものですが、点数的な効果は大きいのです。優先順位をしっかりをつけて、プロポーザルはもちろん経営に臨んでいただければと思います。

なお、弊社の設計事務所経営勉強会「創成倶楽部」では、定期的に開催される例会がCPD認定プログラムになっており、5単位が得られるので、年間30単位の取得ができるのです。