誰でも失敗します。

色決めを施主が期限までに決めてくれず、決まったと思えば、納期が間に合わない。

現場に収まりを決めかねて指示できずにいたけど、まあ現場で何とかしてくれるだろうと心配はしながらも放置していたら現場担当から設計事務所の監理を止めて、設計施工にして欲しいと施主に言われたなどいろいろあります。

失敗し、誰かに迷惑をかけたのなら、普通は謝ります。

しかし、謝らない人がいます。

 

誰でも心配な時があります。

心配しているなら、そのことを相談すべきです。

相談すれば、そもそもそれが心配する必要があるか否かがわかります。

相談すれば、小言を言われて別の嫌な思いをすることがありますが、心の負担はいくらか軽減されます。

さらに、相談されれば、失敗になる前に対処してもらうことも可能です。

また、失敗になってしまっていても、謝れば許されることが数多くあります。

 

しかし、心配し続け、相談せず、失敗してしまう人がいます。

失敗や心配は必ずあります。

それを自分の中だけで解決しようとするのは、責任感があるのとは違います。

誰かに話して失敗を早く認め解決するのと、

どちらが良いのでしょうか?

 

師走です。

所長は、素直に謝れる貴方の心配や失敗のためなら喜んで走りまわってくれるでしょう。